天鵞絨の檻


手繋ぎ紡ぎ紡ぎ意図

絹の肌触りには まだほど遠い



わがままな毛糸は絡まって

いびつなセーターになった



今日は何処まで行きましょうか。

一人で何処へも行かせませんよ。



わかってください。

誰かにまとわりつく綿たちは

窒息を目指しているわけではないことを。

鋏に頼ったりしないで

きちんと見つめてほしいのです。

レースの綻び、

悠久の眠りから、

天鵞絨の

うねりの中へ




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